フィンランド旅行 Day2-2
そしてオーロラツアーの時間に。参加者は自分たちの他に日本人夫婦一組の合計4人。現地人のドライバーと日本人ガイドプラス参加者4名の合計6名で、バスではなく大型乗用車に搭乗。申し込みの時は日本語ガイドはつきませんという話だったんですが、たまたまでしょうか?定刻通り、20:30にツアースタートです。
ツアー概要は、サーリセルカから70Kmほど離れたイナリ湖畔にあるネリムという村まで移動し、周囲が開けた真っ暗な場所でオーロラ観測をするというものです。道中でオーロラが見えそうなポイントがあればドライバー判断で立ち寄りする感じです。ネリムではプチホテル内で休憩が可能で、パン・スープ等の軽食も用意されています。
移動中の車内ディスプレイに表示されている外気温は-37度。予報では-30度じゃなかったっけ? -38度、-39度、まだ下がる。どこまでいくんだろうと思ったら…
表示が消えた。
ドライバー曰く、-40度以下は表示されないらしい。-43度くらいまでは下がっているだろうとのドライバー予測。日本の観測史上最低気温が-41度なので、それ以下ってことですか。バナナで釘が打てる世界(年齢ばれるな)。
そうこうしているうちに郊外の真っ暗な所で車がストップ。オーロラが見えるから車から降りろとのこと。空を一直線に横切るようにオーロラが見える!昨晩のとは違うスケール。ちなみに肉眼では緑ではなく白っぽい雲のように見えます。カメラで撮影するとこんな感じになります。
一通り撮影後、再び車に乗り込みネリムにあるホテルに。ここで一旦コーヒーブレイクを取りつつ次のポイントに移動です。
10分弱の移動の後に再び車を降りると…
そこには先程とは比較にならない程の大きなオーロラが。消えたと思ったらまた別の方角から光のカーテン。ただただ、すごい。寒さも忘れてオーロラに没頭。とにかく撮影しまくる。レンズに収まりきらない。あぁ、14mmくらい(35mm換算)の超広角レンズが欲しい…
冷えた身体を温めに再びネリムのホテルに。ホテルの前でもまだオーロラは見えました。
パンとサーモンスープ、ホットドリンクを貰いしばしの休憩。ガイドの話によると、今日のオーロラは大きく動きも活発だったそうです。ついでにいうと今冬一番の寒波で、さらに言うとサーリセルカは今日が初日の出だったそうです。(昨日までは極夜で太陽が昇っていなかった為)
そして帰りはなぜか飛ばし気味でサーリセルカに(笑)
理由はサーリセルカでもオーロラ見えるかもしれないから、ということでした。気温が下がりすぎるとイナリ湖近辺は霧が出るのでオーロラ鑑賞には向かないから急いでサーリセルカに戻ってきたんだけど、どうする?
ってドライバーに言われたものの、先程のでかなり満足していたので我々は一旦ホテルに戻って気が向いたらオーロラ観測に行くことに。もう一組の夫婦はホテルに戻らずそのままオーロラ観測スポットに向かって行きました。
ちなみにドライバーの言うとおりホテル近辺からも少し見えました。
とにかく目的の一つはこれ以上ない形で達成。興奮冷めやらぬまま明日の移動に備えて眠ることに。ああ、フィンランドに来てよかった。