2016/09/17 西穂~奥穂縦走(途中撤退) 1日目
西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳の縦走を計画、9月の連休に突撃してきました。
計画は以下の通り。9月は毎週のように台風が日本に上陸しており天候リスクはあるものの、昼までにジャンを抜ければ何とかなるだろうとの算段。
9/17(土) 前日夜から高速バスで新穂高温泉に移動、西穂山荘に宿泊
9/18(日) 未明に西穂山荘を出発、西穂高岳→ジャンダルム→奥穂高岳を経由、そのまま新穂高温泉に下山(時間次第では穂高岳山荘に宿泊)
バスは23:00に新宿西口の都庁大型バス駐車場から出発。3連休の前日なので人もいっぱい。
今回も前回の白馬岳と同じ3人パーティー。うち一人は新穂高温泉で合流予定。
バスは特に遅延や異臭問題もなく朝5:00過ぎに新穂高温泉へ。ロープウェイも動いていないしメンバー合流待ちのためしばらく待機。
天気は若干雲がかかっているものの安定しています。明日もこれ位だといいんだけど。
いくら待っても合流するはずのメンバーと連絡がとれず。あまりにも暇なので第2ロープウェイ近くにある露天風呂までロープウェイを使わず徒歩で移動。温泉入口からは30分程で到着したものの営業時間は9:30から。
その間にメンバーから、新穂高到着は15:00との連絡が…
そんなに遅くて大丈夫?っていうか待っていてもしょうがないので先に山小屋に向かうことに。
登山前から温泉でサッパリという贅沢な時間の後にロープウェイに乗り、西穂山荘へ向かいます。
ロープウェイ終着の西穂高口駅から西穂山荘までは地図上のコースタイムでは90分。
1時間程度で山小屋に到着。今日の行程はこれにて終了!!あとは飯食って明日に備えて寝るだけ!!
宿泊手続きを済ませ、部屋に荷物を置いてから昼食へ。これは本日の宿泊部屋。
西穂山荘はラーメンが名物なので味噌ラーメンとビールを注文。食事をしている人の9割近くがラーメンだった模様。
麺は細めでしっかりしており、なかなか美味。
夕食までは何もすることがないので、ひたすらマンガタイム。西穂山荘は雑誌の種類が多く漫画もやたらいっぱいあります。山小屋定番の「岳」「孤高の人」を筆頭に、スラムダンクにドラゴンボール。ツルモク独身寮まであった気が(うろ覚え)
昼寝もせずにドラゴンボールのフリーザ編から最終巻まで読み終わったくらいの時間に残りのメンバーも無事合流し、明日に向けてのプランを再確認。
天気予報は午後から雨。
1:30に起床、出発2:00過ぎに小屋を発ち夜明け前には西穂高岳。昼前にジャン到着くらいのペースで行ければ雨が降る前に危険個所を通過できるでしょう。この時はそう考えてました。
夕方になり本日最後のお楽しみ、夕食タイム。アルプスの山小屋は食事のレベルが総じて高く毎回楽しみ。メニューはこちら!
で、実際の食事もなかなか豪華。勿論美味しい!
食事の途中に、気象予報士(!)でもある山小屋の支配人より、気になる明日の天気の情報が。
昼間の予報では明日の午後くらいから荒れる想定だったのが台風が近づいている影響で秋雨前線の先に温帯低気圧が発生、未明から風雨が強くなり午後には風速20m/sを超えるであろう。との事。
そうは言っても意外と雨降らないかも?と思いたいですが、残念ながら山のエキスパートかつプロの予報士が言う事です。疑う余地はありません。支配人に明日の当初の予定を伝えた上で相談した結果、「頂上まで行った時点で判断」となりました。
考えられるシナリオは
①西穂高岳~ジャン~奥穂高岳
②西穂高岳~天狗のコルから岳沢にエスケープ
③西穂高岳ピストン
④西穂独標ピストン
⑤どこにも行かず下山
の5つ。
あとは考えてもしょうがない。早々に眠ることに。