hk miscellaneous notes

登山と旅行と日本酒と、あと色々雑記帳

2017/2/19 南八ヶ岳縦走(2日目)

あまりの寒さに何度も目が覚めつつも、4:00過ぎに起床。まだ外は真っ暗。
テント内で暖を取りながら、ササッとクラムチャウダーとパンで体温を上げる。
効率的に準備を進めるはずが、クラムチャウダーの残り1/5位をひっくり返してしまうという凡ミスをやらかし時間をロス。結局5時過ぎに準備完了。相棒はとっくに準備終えてました…
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天気は曇天模様。

前回の悪夢が頭をよぎる。(前回はコレ)
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最悪、赤岳だけでも登っておきたいということで赤岳~横岳~硫黄岳のルートで決定。


赤岳鉱泉から行者小屋までは順調。そのまま文三郎尾根へ。森林帯を抜けたあたりの天気が、前回ほどひどくはないものの似たようなコンディション。いやーな予感が…



なーんて思ってたんですが文三郎の分岐まで来た時点ではだいぶ空が見えてきていい感じに。風は強いけど体感20m/s弱。前回よりはマシ。竜頭峰あたりで撮影したのがこれ。
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赤岳頂上までの岩場もステップが切られていたのと雪が固く締まっていたので歩きやすかったです。

というわけで、頂上!!!
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この時間帯だけ奇跡の無風。やったぜリベンジ!!
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この時点で個人的に満足しちゃったので、さっさと下山して風呂でも入りましょ。なんて思ってました。ちょっと左手の指先が冷えてきたのもあったし。



一旦赤岳展望荘でコーヒーブレイクし今後のルートの作戦会議。結局相棒の熱意に押される形で横岳に向かうことに。ま、天気も良いしね。指はちょっとだけ心配だけど行きましょか。
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相変わらずの快晴。ホントヤバいねこれ。
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三叉峰から望む赤岳と阿弥陀岳。絶景。
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無名峰を越え、横岳(奥ノ院)到着!!風は結構な強さ。
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ここまで来たら当然硫黄岳まで向かいます。横岳から硫黄岳に向かう途中のナイフリッジが今日一番の核心部でした。カメラ構える余裕がなかったので写真は無し。途中の硫黄岳山荘辺りは風速25m/s以上の爆風地帯。だだっ広い道なので滑落リスクはないですが。


硫黄岳到着。やっぱり快晴。
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振り返ると赤岳~横岳~硫黄岳までの稜線が一望できます、いやぁーここ歩いてきたのね。
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この後赤岳鉱泉まで一気に下りテントを片付け。あぁ…ザックが重い。
お腹も空いたので赤岳鉱泉でカレーでも、と思ったらアイスクライミングや宿泊の受付やらで大混雑。諦めて下山することに。


黙々と歩くこと2時間弱、赤岳山荘に到着。ここで再び肉うどんのお世話に。
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予想外に時間がかかってしまい駐車場到着が17:00近くになってしまったが、その後茅野駅まで車で送ってもらい電車で祝杯をあげながら帰宅。今回も無事に帰宅できてよかった。
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