hk miscellaneous notes

登山と旅行と日本酒と、あと色々雑記帳

9th Aug. 2017, Zermatt Day5

8月9日 曇り

マッターホルンには相変わらず雲がかかっている。朝はまたまたパスタ。


マッターホルン登頂に備えて全ての装備を整えアルパインセンターへ。果たしてマッターホルンへのアタックはなるか!?
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「昨日までの悪天候で雪が積もってしまい、雪が解けるまでは閉鎖です。登れるのは来週月曜日以降ですねー」




完。
hk-trekkerの次回作をお楽しみに!!




この時点で今回の旅行の唯一であり最大の目的を失ったことに…



じゃあ、せめて次回に繋がるようなトレーニング登山だけでも何とかならんか??と交渉、夕方にまた来ることになりました。
悔しいのでヘルンリ小屋まで行ってくるわとアルパインセンターの事務員に言い残し、マッターホルンアタックの拠点地であるヘルンリ小屋まで向かう事に。

我々が失意のどん底に落ちている時に隣のカウンターで同じような話をしている人がたまたま日本人で、アルパインセンターの外でお互いを慰め合うように会話をしました。
その方は自分たちよりも前にツェルマット入りしていたにも関わらず結局登れずという状況で日曜日にブライトホルン、一日休養でマッターホルンの予定だったがその休養日(月曜日)が結果的にマッターホルンに登れた唯一の日だったと…ブライトホルンから直接ヘルンリに向かえば良かった!と悔やんでいました。


ヘルンリ小屋までは、ツェルマットからゴンドラでシュヴァルツェー駅まで移動、そこから徒歩で約2時間弱。意図的に休憩無しのハイペースで行ったので1.5時間弱でヘルンリに到着。小屋までは大したこと無いトレッキングルートです。北アルプス行ってるような人であれば楽勝。犬連れている人もいたしね。


小屋は何年か前に改装されており非常に綺麗。あぁ、泊まりたかったよ。悔しいので山小屋Tシャツ買いました。
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ツェルマットまで戻り、時間があったのでアルパインセンターの隣の店で時間つぶし。17:00を待ってセンターへ。


確認の結果、幾つか候補にしていた場所は軒並みNG、高度の低いリッフェルホルンだけ明日朝のコンディションで判断することに。候補地と確認結果は以下の通り。
・Breithorn(Half traverse):NG
・Pollux:NG
・Riffelhorn:保留

ちなみにマッターホルンへのテスト登山はこの山のどこか、大体ブライトホルンのハーフトラバースみたいです。

今はテスト登山必須ではなく、必要条件を満たしていればテスト登山不要みたいです。アルパインセンターで会話した限りではクライミングスキルは最低でもUIAA準拠でGrade II以上。おおよそ前穂北尾根レベル?。ただし日本の山で説明しても全く通じないのでそこだけは注意を。あとはアイゼン着用登山の経験必須。


せめてどこかには登りたいものの、天気予報見る限りでは厳しいかな…と思いつつ就寝。