hk miscellaneous notes

登山と旅行と日本酒と、あと色々雑記帳

【ネパール】アイランドピーク登頂(往路②:ナムチェ~ディンボチェ)

Day4 Namche to Deboche

ナムチェから次の目的地へ。予定では標高3,860mにあるタンボチェまで移動するとのこと。昨日同じ標高まで登っているので問題ないはず。


ナムチェから少し歩くと昨日見られなかったエベレストとローツェが!「地球の歩き方 ネパール」の表紙絵のアングルとほぼ一緒。
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この山はタムセルク。標高は6,623m。
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ヒマラヤ登山やトレッキングの話題になると出てくるワード、「シェルパ」。聞いた事ない!という人はあまりいないでしょう。
ヒマラヤのポーター=シェルパだと思っている人がたまにいますが、シェルパは高地に住む少数民族の名前。
そしてネパール人の苗字は民族名なので、フルネームを聞くと民族名がわかる。なのでシェルパ族の人はみんな〇〇〇 Sherpa。
ちなみに自分のガイドとポーターはどちらもタマン族、苗字はTamang。タマン族はルクラの辺りに住んでいる民族らしい。



目的地タンボチェに到着…が、宿が一杯のため更に30分ほど進んだデボチェまで移動。タンボチェは大きな寺院があることで有名。
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天気も少し微妙なので急ぎ気味に移動、宿泊地へ到着。到着後しばらくしたら雪が降り始めてきた。
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ここのロッジで、カトマンズ空港で合った日本人グループと偶然再会。コーヒーに緑茶、味噌汁まで頂いてしまった。ありがたい。
日本人グループのうち1名は10年ほど前にチベット経由でエベレストにチャレンジしたが、頂上まであと100mという所で登頂を断念したとのこと。
その時に同行していた人は頂上まで行ったそうだが、頂上で亡くなってしまったらしい…何ともすごい話で。
じゃあ今回頂上に行けたらその人に会える事になりますね、と言ったらそうなりますねぇーと笑っていた。無事に登頂して帰ってこれる事を願う。

ここのロッジからはWi-Fiプリペイドカードを購入する方式がほとんど。200MBで600Rs。でも夕食時はほとんどつながらない。


夕食はやっぱりダルバート。ここのダルバートは正直イマイチ。豆スープの味がしない…灰色のお湯だと思って飲むことにした。
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Day 5 Deboche to Dingboche

デボチェから標高4,400mのディンボチェに移動。いつも通り7:30に朝食をとり8:30に出発。ゆっくり睡眠もとれており体調は万全。


途中でアマ・ダブラムが眼前に迫る。
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日本語に訳すと「母の首飾り」。標高6,856mのとても美しい山で、ネパールでも人気が高い。日本でいう槍ヶ岳
ガイド曰く、難易度はエベレストより上。登ったことはあるそうな。アイランドピークの次はアマダブラムに登ろう!と言われた。


物事には順序というものがあるでしょうよ…

特に苦も無くディンボチェへ。今日の宿はこちら。
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ロッジでお茶でも飲もうと思ったら、20代の東欧系若者軍団(10名以上)が大声で騒いでおり全く落ち着かない。ここに2泊かぁ…しんどいなぁ…
部屋は今までの中で一番質素。まぁ贅沢は言うまい。
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なぜかトイレの数は充実していた。シャワーもあったが使わず。例の若者軍団がテンションMAXでシャワー浴びていた。うるさい。


晩飯はもちろんダルバート。昨日のよりは美味い。でも例の軍団が完全にロッジを占拠してウェーイwwwみたいな感じなので、とっとと部屋に戻って耳栓して就寝。
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