GITZO トラベラー三脚キット GT0545T+GH1382TQD
登山ついでに山岳写真を撮ることが多いんですが、やっぱ綺麗な写真を残そうと思うと三脚あった方がいいかな(自分のスキルは一旦棚上げ)というのと、5月に槍ヶ岳に行く予定なのでこれを機にいいのがあったら…ってのがきっかけでトラベラー三脚を思い切って購入しちゃいました的な話です。手持ちの三脚との比較もご参考までに。
今持っている三脚はManfrottoの7322CYというモデル。何のタイミングで買ったかも覚えていないが軽ければいいやってノリで4~5年くらい前に買ったもの。
余談ですがテン泊時の星空撮影は今までこれで頑張ってました。涸沢みたいにデカい岩にミニ三脚乗せられそうなポイントがあって、ミラーレス一眼であれば耐荷重オーバーですがなんとかこれでもいけます。
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選ぶにあたり今回重視したポイントは以下。
- 軽い
- 格納高が短い
- 耐久性
一生モノとまではいかずとも愛着持って使いたいので、コスト面は条件から除外。今の愛機はオリンパスのEM-5にM.ZUIKO ED 12-40mm F2.8 PROの組合せが多いので、今後300mmとか買ったと仮定しても耐荷重3kg以上であればとりあえずOK。
複数のショップで店員に相談したところ共通で候補に挙がったのがGITZO トラベラー GT0545T、GITZO トラベラー GT1555T、SLIK エアリーカーボン644の3つ。
それぞれのカタログスペックを比較した結果は以下の通り。(エアリーカーボンの重量は雲台込)
モデル名 | 全伸高 | 格納高 | 段数 | 耐荷重 | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
GITZO トラベラー GT0545T | 1225mm | 365mm | 4段 | 10kg | 0.895kg |
GITZO トラベラー GT1555T | 1380mm | 355mm | 5段 | 10kg | 1.03kg |
SLIK エアリーカーボン644 | 1427mm | 469mm | 4段 | 3kg | 1.19kg |
耐荷重はどれもクリア、というかGITZOの耐荷重10kgがすごすぎ。
SLIKのエアリーカーボンは格納高が長いんですが、その分GITZOよりもスリムになっています。
耐久性という観点でエアリーカーボンの雲台が少々心もとないのとGITZOへの憧れみたいなのもありGITZOの2モデルで頭を悩ませる事に。
耐荷重は同じ。違いは格納高1cmの差、135gの重量差、全伸高155㎜の差と段数。コストは除外と言いながらも値段も15,000円以上GT0545Tが安い。
結構悩みましたが、軽さの点と運よく在庫があったのとでGT0545Tに決定。GH1382TQDという雲台がセットになった三脚キットを購入しました。
Manfrottoの7322CYと比較してみました。長さの違いは一目瞭然です。7322CYはトラベラータイプじゃないので当然ですが。
GITZOのサイトによると「従来のカーボンチューブよりも、硬質で、剛性が高く、しっかりとした画作りができます。Carbon eXactチューブは、高弾性の高いハイモジュラスカーボンファイバーを含み、チューブ系も太くなっています」とのこと。確かに脚がたわむ感じはありません。
ナット式のロックはトラベラーシリーズ独自のロックシステムだそうです。3つのロックは片手で一気に回すことができ、脚を伸ばす作業もスムーズにできます。7322CYのレバーは結構固いので、それよりはだいぶ楽です。
一番細い脚部分の太さも比較してみました。上が7322CY、下がGT0545T。写真では若干わかりづらいですがGT0545Tの方が太く剛性感も高いです。
三脚を立てるとこんな感じ。同じく7322CYと比較すると、全伸高では7322CYが上です。
目線の高さで見るとこれくらい差がありますね。
セットで付属している雲台は新設計のもので、畳んだ三脚の間にぴったりと収まるように設計されています。
カメラをセットしてみました。ミラーレス一眼程度の重量では全く不安を感じません。
純正のキャリングケースGC1202Tも同時購入しました。ほぼジャストサイズですね。1型まで対応しているんですが、1型だとパンパンになりそう。
直近で使うのは桜の撮影か登山での撮影かな、ガンガン使っていきたいです。