8th Aug. 2017, Zermatt Day4
8月8日 曇り時々雨
本来であればマッターホルンに登頂するはずだった日。天気はこの有様。まぁ、無理だねこれは。
朝飯はお茶漬け再び。
とは言え木曜日登頂への望みは捨てていないので本日も高度順応。今日は登山鉄道でゴルナーグラートへ。早い時間帯にも関わらずなかなかの混み具合。
本来であれば道中でマッターホルンが見えるんだろうけど、ガスで何も見えず。ゴルナーグラートに到着した時も若干微妙な天気。
高度順応を兼ねて途中駅まで歩いて降りることに。
降りながらこんなことしてみたり。
羊の群れに突撃してみたり。
途中のルートに、池の水面に映る逆さマッターホルンのポイントがあるんですがガスっていて何も見えず。本来はこんな感じらしい。
この後どしゃ降りになり、レインパンツに履き替える暇もなく下半身はずぶ濡れに…
宿に戻り濡れた服を着替えて昼飯を食いにマクドナルドへ。これで2,000円弱。高級ハンバーガー。
夕方、三度アルパインセンターに。さぁ、木曜日に我々は登れるのか!!??
「雲がかかって山のコンディションが確認できないのでまだ判断できない、明日の朝また来てね」
またおあずけか
夕食は大量に買い込んだパスタを消費。あとはツェルマット特産品の乾燥牛肉をつまみに。
やることも特にないのでさっさと寝る。
7th Aug. 2017, Zermatt Day3
8月7日 快晴
朝食はカレー。
9:00にアルパインセンターに向かいダメ元で火曜日のコンディションチェック。
やっぱりダメでした…木曜日の状況は現状でもやっぱりわからないので火曜日18:30頃に来てくれと言われる。うーん、もどかしい…
今日は天気も良いので高度順応を兼ねてブライトホルンに登ることに。
ブライトホルンは4,164mの雪山で、ハーフトラバースルートはマッターホルン登山のテストコースにもなっています。我々はガイドレスなのでノーマルルートで。
昨日も来たグレッシャーパラダイスへ再び。今日はここから山登り。高度順応はバッチリなので高山病は全くなし。ただ、雪が重く息が切れる!
約2時間で頂上に到着。眺望は最高!
技術的にはGWの立山に登れれば問題ない程度。違うのは高度だけ。もう少し歩いてみました。
この背びれみたいな稜線の下りはなかなかの高度感で怖いです。本日一番の核心部でしたw
気温も上がり雪がどんどん重くなりあまりペースが上がらず、下りもそこそこ時間がかかってしまいました。結局上り下りで4時間くらい。
夕食はチーズフォンデュ。日本人御用達のお店っぽい。とはいえチーズフォンデュは本格的。結構白ワイン多めですよ。子どもには無理だなこれ。
疲労もたまっているので早々に就寝。
6th Aug. 2017, Zermatt Day2
8月6日 曇り
朝食は日本から持ち込んだサトウのごはんでお茶漬け。なんだかこうするとオシャレw
朝食後、火曜日朝のマッターホルン登頂に向けてのコンディションを確認しにアルパインセンターへ。
の前に、ツェルマット付近での移動のためにピークパスを購入することに。
ツェルマットからロープウェーや登山鉄道が乗り放題になるツェルマットピークパスというものがあり、ゴルナーグラート登山鉄道駅の窓口で購入することができます。
スイストラベルパス(フレックスパス含む)を持っている人は割引価格で購入可能です。自分は5日分を購入。利用時はスキー場のリフト乗り場のゲートみたいにカードを当てると利用できます。使用後は窓口に返却すると5CHF戻ってきますが、自分はお土産がてら持って帰ってきちゃいました。
で、アルパインセンターへ。ツェルマット鉄道駅からバーンホフ通り沿いに10分弱の場所にあります。
火曜日の天気はどうですかっ…と。
「えっと、この予報を見てほしいんだけど、予報では火曜から天気が崩れるから火曜と水曜はガイドは出せないわ」
なん…だ…と?
明日になれば天気がまた変わる可能もゼロではないんだけど、現時点での判断は火曜水曜はNot recommend。
月曜日はコンディションいいけどガイドは予約で埋まっていると。
この時点で木曜日しかチャンスが無くなってしまった。その木曜日も火曜日の天気でどれだけマッターホルンに雪が積もるかで判断なので、現時点では何も言えない。
この後、毎日のようにアルパインセンターに通う事に…
とは言え我々にできることは準備だけ。当初の予定通り高度順応のためにグレッシャーパラダイスへ。
アルパインセンターから更に10分位歩くとゴンドラ駅があります。
ツェルマットからはゴンドラとロープウェーを乗り継いで1時間程度でグレッシャーパラダイス駅へ。
駅名はグレッシャーパラダイスですが、クラインマッターホルンという名前の山。高度は3,882m。富士山より高い。
天気は曇りで眺望もイマイチですが、今日は高度順応目的なのでまあいいか。
腹が減ったので小屋で昼食。何を食おうか考えた挙句、再びロシュティ。今度はでかいソーセージ付。
ついでにお土産としてVICTORINOXのナイフを購入。そして店員にポルトガル人とクロアチア人に間違えられる。ポルトガル人とクロアチア人と日本人の共通項は何なのか誰か教えてください。
結局2時間くらいこの付近でダラダラしてツェルマットに帰還。途中にいたウェルシュコーギー・カーディガン。かわいい。
夕食は日本から持ち込んだ食料とCOOPで買い込んだ食材との組み合わせ。パタゴニアプロビジョンのレッド・ビーン・チリとモッツァレラチーズとトマトでカプレーゼもどき。チーズが安くてびっくり。トマトも美味しかった。
パタゴニアのレッド・ビーン・チリは想像以上に美味かった。おススメです。
5th Aug. 2017, Zermatt Day1
8月5日 Zermatt Day1 晴れ
ジュネーブ到着後、一緒にマッターホルン登頂に挑戦する相棒の到着まで時間があるので軽くジュネーブ観光に。
鈍い頭痛は相変わらずなのでイミグランじゃなくて今度はレルパックスを2錠。
まずは国際連合ジュネーブ事務局へ。鉄道で近くの駅まで移動、そこからは徒歩で10分程。
スイスの鉄道は2等車と1等車があり、車体の側面にわかりやすく数字が書いてあります。この写真はあまり数字が見えないのはご愛嬌w
ちなみに2等でも座れないことはあまりないとは思いますが、ユングフラウやツェルマットへの電車は時間帯によっては座れない可能性があるので新婚旅行等で極力ゆったりしたいなー…なんて方には1等がいいと思います。
ちなみに時間帯による混雑予想はこのサイトで確認できます。鉄道で頻繁に移動する人には非常に便利!
https://www.sbb.ch/en/buying/pages/fahrplan/fahrplan.xhtml
ここからジュネーブ駅に戻り、定番のジェッドー大噴水を見に行くことに。ジュネーブ駅からは徒歩10分ちょっとで見ることができます。
暑いのでピスタチオアイスを。ラデュレのアイス、シングルで4CHFだったかな。女子受けMAXな一品。
予定より少し遅れて相棒と合流、ツェルマットへ移動。ジュネーブからはVispで乗り換えツェルマットへ。移動時間はおおよそ4時間。
頭痛と格闘しながら19:00過ぎにツェルマットに到着しました。
今回はアパートメントホテルで1週間滞在。これで一泊1人5,000円程度。物価高のスイスにおいては驚異的な価格。
しかもマッターホルンビュー。テンション上がる!数日後にはあれに登るのか…
夕食はスイスの伝統料理、ロシュティ。ジャガイモの細切りをフライパンで焼いて、その上にラクレットチーズと目玉焼きを乗せたもの。
明日は朝一でアルパインセンターに山の状況を確認!!
4th Aug. 2017, Zermatt Day0
8月4日~12日にかけて、マッターホルンに登るためにスイスのツェルマットに行きました。
8月4日 Day0
成田を出国しスイスへ向かいます。単なる移動日ですな。
今回はスターアライアンスのマイルでスイスに移動するため、成田→バンコク→ウィーン→ジュネーブという変則ルート。
出国前に早速問題が。こんな時に持病の片頭痛が…とりあえず飛行機乗る前にイミグラン点鼻薬で対処。これで痛みが引きますように。
まずは成田~バンコク間のタイ航空TG677便、機材はA380。今回はビジネスクラスで移動!A380のビジネスクラスは2F座席。
座席はこんな感じ。A380のビジネスクラスの詳細知りたい人は別途まとめるのでそちらを参照という事で。
離陸後一時間、頭痛が引かない…酒もほとんど飲まずに食事。
ご飯食べたら頭痛軽くなるかと思ったが、どんどん酷くなる。
結構酷いぞこれ。とはいっても群発頭痛に比べると正気を保っていられるだけはるかにマシですが。
とはいえ道中長いので、あまりやりたくは無かったが飛行機内でイミグラン皮下注射を打つことに。
トイレに入って太ももに注射。あーいてぇ。というか飛行機内で注射打つと血が割と出てびっくりします。気圧の関係?
注射を打って10分後くらいには痛みは引いて寝てしまい、起きたらバンコクまであと一時間程度。軽食を食べてしばらくするとバンコクのスワンナプーム空港に到着。
ここからは日本から撤退してしまったオーストリア航空でウィーンまで移動。
搭乗手続きまで少し時間が空いたのでタイ航空のラウンジへ。んー、めっちゃ混んでます。薬が切れて頭痛が再発したのでアルコールは飲まずにオレンジジュースで休憩。
オーストリア航空はB777-200、23:45~翌5:35の10時間50分フライト。座席はこんなです。こちらも詳細は割愛。
鈍い頭痛がまだ続く。せっかくのビジネスなのに…ここでも酒はあまり口にせず食事をしながらGhost in the Shellを見て寝る。ビートたけしの荒巻が日本語で喋っているのに滑舌悪くて何言っているかよくわからなかったのと、キャラが北野武映画のヤクザっぽくなっていた。
なんとかウィーンへ。更にここからジュネーブへ。イミグレはここで済ませます。朝方なので待ちもなくササッと終了。
ジュネーブへは同じくオーストリア航空で7:10発、8:45着。
一時間半程度のフライトでも軽食が。寝るか食べるかしかしてない笑
遠くにはアルプスの山々が。
そんなこんなで何とかジュネーブに到着。頭痛治るかなぁ。
小布施ワイナリー ソガペールエフィス 2016
自分が書いているブログの中で密かに人気のある小布施ワイナリーの日本酒の話。昨年に引き続き今年も小布施ワイナリーの日本酒を購入、遅まきながら一通り飲んだのでそちらの感想をば。
昨年の投稿はこちら。「ソガペールエフィス 2015」でググると最初にヒットするぞこの記事(笑)
hk-trekker.hatenadiary.jp
何故ワイナリーが日本酒を作っているのかについては上記の記事を見てくだせぇ。
というわけで今年ゲットしたのはこれ!!
Numero Un、Numero Deux、Le Sake Naturelの3種類。
昨年はこれ。
今年はボトルの形状がLe Sake Naturelを除いてフルート瓶に変更されています。あと、去年までは王冠だったのがコルク栓になっておりますます見た目のワイン感が増しています。去年と同様、一度開けたら飲みきるかワインストッパーで栓をする必要あり。
Numero Un、Deuxの数字は使っている酵母の数字で、1号酵母と2号酵母を使っています。1~5号は一般には出回っていない協会酵母で、日本醸造協会から特別に提供を受けた酵母。今年は1号から5号まで揃っていたような。完全に趣味のレベルを超えていますな。
まずはNumero Unから。裏面のコメントは相変わらず読むのに1分以上かかるボリューム。
裏面のコメントには穏やかな味わいとあるものの、充分にしっかりとした味です。
続いてNumero Deux。
やっぱコメントびっしり。
1号酵母と比べると軽いシュワ感と少しの甘み。開栓後数日すると酸味が落ち着き甘みがより引き立つ味わいになりました。
Le Sake Naturel。精米歩合は70%、無農薬の美山錦を使った日本酒。今年はお米の製作者からのアツい手紙はついていませんでした。前述の二つに比べると正統派、後味にしっかりと米の風味を感じます。
裏面のコメント。
この記事もGoogleで検索上位に来ちゃうのか!?
2017/2/19 南八ヶ岳縦走(2日目)
あまりの寒さに何度も目が覚めつつも、4:00過ぎに起床。まだ外は真っ暗。
テント内で暖を取りながら、ササッとクラムチャウダーとパンで体温を上げる。
効率的に準備を進めるはずが、クラムチャウダーの残り1/5位をひっくり返してしまうという凡ミスをやらかし時間をロス。結局5時過ぎに準備完了。相棒はとっくに準備終えてました…
天気は曇天模様。
前回の悪夢が頭をよぎる。(前回はコレ)
最悪、赤岳だけでも登っておきたいということで赤岳~横岳~硫黄岳のルートで決定。
赤岳鉱泉から行者小屋までは順調。そのまま文三郎尾根へ。森林帯を抜けたあたりの天気が、前回ほどひどくはないものの似たようなコンディション。いやーな予感が…
なーんて思ってたんですが文三郎の分岐まで来た時点ではだいぶ空が見えてきていい感じに。風は強いけど体感20m/s弱。前回よりはマシ。竜頭峰あたりで撮影したのがこれ。
赤岳頂上までの岩場もステップが切られていたのと雪が固く締まっていたので歩きやすかったです。
というわけで、頂上!!!
この時間帯だけ奇跡の無風。やったぜリベンジ!!
この時点で個人的に満足しちゃったので、さっさと下山して風呂でも入りましょ。なんて思ってました。ちょっと左手の指先が冷えてきたのもあったし。
一旦赤岳展望荘でコーヒーブレイクし今後のルートの作戦会議。結局相棒の熱意に押される形で横岳に向かうことに。ま、天気も良いしね。指はちょっとだけ心配だけど行きましょか。
相変わらずの快晴。ホントヤバいねこれ。
三叉峰から望む赤岳と阿弥陀岳。絶景。
無名峰を越え、横岳(奥ノ院)到着!!風は結構な強さ。
ここまで来たら当然硫黄岳まで向かいます。横岳から硫黄岳に向かう途中のナイフリッジが今日一番の核心部でした。カメラ構える余裕がなかったので写真は無し。途中の硫黄岳山荘辺りは風速25m/s以上の爆風地帯。だだっ広い道なので滑落リスクはないですが。
硫黄岳到着。やっぱり快晴。
振り返ると赤岳~横岳~硫黄岳までの稜線が一望できます、いやぁーここ歩いてきたのね。
この後赤岳鉱泉まで一気に下りテントを片付け。あぁ…ザックが重い。
お腹も空いたので赤岳鉱泉でカレーでも、と思ったらアイスクライミングや宿泊の受付やらで大混雑。諦めて下山することに。
黙々と歩くこと2時間弱、赤岳山荘に到着。ここで再び肉うどんのお世話に。
予想外に時間がかかってしまい駐車場到着が17:00近くになってしまったが、その後茅野駅まで車で送ってもらい電車で祝杯をあげながら帰宅。今回も無事に帰宅できてよかった。