hk miscellaneous notes

登山と旅行と日本酒と、あと色々雑記帳

白馬岳(2/2)

朝5時過ぎに起床。周りは既に朝食をとっている人もいればテントを撤収している人もいました。
今日は下山だけなので若干のんびりムード。

夜中多少強い風が吹いていたようですが、ヒルバーグのテント、アラックは全く気になりませんでした。このテントであれば強風に悩まされることは無いでしょう。一人で担ぐには重いけど。
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テントも撤収完了、下山の準備もバッチリ。
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天候は晴れ。疲れも特にないので昼頃には下山できるでしょう。
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と思っていました。



下山を開始して約30分。膝に異変が…
食糧減らしてもザックの重量が変わらず重いのと、ザック自体が身体に合わないのとで膝に無理がかかってしまった模様。パーティーメンバーに申し訳ないくらいペースが上がらない。ついには膝が抜けた感じになってしまい、まったく踏ん張りが利かなくなってしまう始末。膝を庇って脚の他の筋肉にも負荷がかかり完全に悪循環。


ここまでひどいのは初めてだ…ストックが無ければホントヤバかった。周りを見る余裕も無くまともな写真も残っていない。


途中ランチタイムを挟んで予定タイムから遅れる事1時間強、13時過ぎに駐車場に到着。この膝で運転できるんかいな。

下山後はスッキリしたいね!ということで山のふもとにある公衆浴場で汗を流し、幾分か体力回復したところで東京に向かって帰宅。膝のダメージは運転には支障なし。あとの心配は小仏トンネルの渋滞の度合いだけ。


どうせ渋滞なのはわかっているので、諏訪湖SAでお買い物。信玄餅クレープを買ってみましたがまぁまぁの味。
余談ですが信玄餅アイスは無茶苦茶美味いです。特に信玄餅アイスプレミアム!これは超おススメです。
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その後の渋滞は予想を上回る25km渋滞で、東京着19:00を見込んでいたのが余裕の2時間オーバー。でも同乗者も疲れている中寝ずに付き合ってくれたおかげで睡魔にも襲われず無事に東京に到着。

しかし、山の上で仲間と食べるご飯はとても美味しかったことと事故無く帰れたこと以外は、今回の山行は完全に失敗。荷物の軽量化、アラックを持っていくときのパッキング、色々と見直しが必要です、はい。


後日談:
翌日から数日間、脚周りのダメージがひどく階段を下りることはおろか通常の歩行さえもままならぬ状態に。会社の同僚からは「ヒザ神」と呼ばれました。合わないザックと重い荷物の組合せは最悪だという事を身を以て知りました。

白馬岳(1/2)

久々の更新です。もう既に梅雨明けどころか真夏です。夏は海に山に楽しいイベントが沢山です。

というわけで行ってきました。山。7/23、24で白馬岳にテント泊です。今回はソロではなく3名パーティー。

前日夜の24時頃に東京から車で移動、朝5時前には白馬岳への登山口となる猿倉に到着しました。
朝5:00の時点で既に車はいっぱい。すごいねみんな。
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雲もなく涼しくて気持ちがいいです。稜線も良く見えます。これはテンション上がるねぇ。
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登山口は人がかなり多いです。団体客もちらほら。

猿倉から1時間ほど登ると白馬大雪渓が見えてきます。
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気温も上がってきたので水分補給のために休憩。
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大雪渓も人がかなり多く行列ができています。
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これじゃペース上がらないなぁ…と思っていたんですが、思いの外自分のペースが上がらない。原因は、徹夜で運転したことによる寝不足。テン場で酒盛りするために大量の食料と酒を持ち込んだことによる重量増。テントもHILLBERG ALLAKデビュー戦なのでこれまた重量増。おまけに、今回新調したザックが身体に合わない(一言で言うとデカすぎた)ことによるストレス。
(ちなみにテント買った記事はこちら)
hk-trekker.hatenadiary.jp


白馬岳なんて鎖場もないし難易度低いし楽勝でしょー、なんて正直ナメてました。20Kg近い重量の荷物を背負うとかなりキツイ。しかもザック合わないし。


実はこのザック合わない問題が最後まで尾を引くことになってしまう訳で…


登り始めてから6時間強、やっとの思いで白馬岳頂上宿舎のテン場に到着しました。
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既にそこそこテントも張られています。
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自分のテントを張り終えて一息ついたら、白馬岳の頂上を目指します…の前に遅めの昼食を。ということで白馬山荘のレストランを目指すことに。

テン場から白馬山荘までは20分弱。少し歩くとすぐ目の前に見えてきます。
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レストランはまるでスキー場のよう。人も沢山います。が、既に昼食タイムは終わり軽食しかないでやんの。のんびりしすぎた。
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まだ山頂に登っていないのに誘惑に負けてビール飲んじゃいましたw 周りの人たちが美味しそうに飲んでいるからつい…
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ちなみにジョッキ空けた時点でパーティー全員寝落ちw まぁみんなあまり寝てないですからね。

少し寝て体力も回復したのでサクッと山頂を目指します。山荘から15分位で山頂です。振り返るとテン場も見えます。
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というわけで山頂です!早っ!
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周りはガスっているとまではいかないまでも、雲が多く出ています。夏山らしいといえばらしいですが。
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山頂付近ではブロッケン現象も見ることができました。何気に人生初だったりして。
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その後テン場に戻り夕食の支度を。待ちに待った酒盛りタイム。
でも写真撮り忘れたw

この日は缶詰やご飯等々各自持ち寄り。そしてメインディッシュはチーズフォンデュ!!白ワインと相性良すぎで幸せ。(でも写真撮り忘れた。)
いつもはソロキャンプでもくもくと独り飯なわけですが、多人数で食べるご飯は美味しいです。


食事後は速やかに就寝。ぶっちゃけむちゃくちゃ疲れたー。

HILLBERG ALLAK

散々悩みましたが買っちゃいました。HILLBERGのテント。


テントはMSR Hubba Hubba NXを持っており2シーズン程使用しているわけですが…
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Hubba Hubbaはそこそこ広いし重量も1.5kg程度で申し分なしです。


…寒いことを除けば。


インナーシートの上半分がメッシュなので、3シーズン用と銘打ってはいるものの、秋は標高の高い所では若干厳しいです。
10月の涸沢ではとてもじゃないけど寒すぎてテンション下がりましたw
あと耐風性はイマイチです。

というわけで10月の北アルプスでも快適に過ごせるテントが欲しいなぁと。

絶対条件は「Hubba Hubbaより寒くない」「ある程度の耐風性」、そして「テン場であまりかぶらない」の3つ。
私はひねくれ者なので品質の良し悪しに関係なくアライテントやモンベル等は一旦スコープアウト。
重量は多少は大目に見ましょう。

原宿にある某アウトドアショップにて物色したところ気になったのはこの3つ。
Nordisk Finnmark2 SI
HILLBERG ALLAK
HILLBERG UNNA

Nordiskはオサレキャンパーが持っていそうな白いテントのイメージしか無かったんですが、山岳用もあったんですねー。試し張りしましたが室内も広く外見もカッコよかった。何より人と被る事はほぼ無いであろう。店員曰く耐風性もあるとのこと。
が、3シーズン用テントなのに重量3kg。Hubba Hubbaとの差別化をより図ろうとするなら4シーズンの方がいい?というのと情報が無さすぎなのとで候補から一旦除外。ちなみにFinnmark2 SIでググっても詐欺通販サイトばかり引っかかりますw

HILLBERG ALLAKは2人用の4シーズンテント。真冬でもOKだし、耐風性も全く問題なし。むしろこれでもかという位頑丈です。懸念点はテントがでかいのである程度広さが必要になる点、重量が3kg程度ある点。あとは値段ですかね。他のテントメーカーより頭一つ抜けて高い!桁が違う!

HILLBERG UNNAも4シーズンテント。勿論真冬OK。でも前室が無くちょっと狭い(一応前室作れる方法はあるんですけどね)。冬場に二人は無理です。

迷った挙句、ALLAKに決定。色は定番の赤!
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デカすぎて家で試し張り出来ない!HubbaHubbaと比べるとこんなに大きさが違います。
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果たしてALLAKのデビュー戦はどこになるのやら。

小布施ワイナリー ソガペールエフィス 2015

※ワインの話ではなく日本酒の話です。

長野県小布施にある小規模ワイナリーの小布施ワイナリー。小規模ですが強いこだわりを持っています。
でも1月のワイン造りを休んでいる間に趣味で日本酒を作っている、知る人ぞ知る酒蔵(?)です。

小布施ワイナリー曰く「趣味」と言っていますが、戦前は日本酒を造る酒蔵だったそうです。第二次大戦中に米不足が深刻になり国策により廃業、やむなくワイン造りに転換したのが小布施ワイナリーの始まり。なので趣味とは言いつつもかなり本格的な日本酒を毎年出してきます。


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つーわけで、2016年はこちらをゲット。
左からNumero Un、Numero Six、Le Sake Naturel。

Numero Unは現在出回っていない一号酵母で作ったもの。Numero Sixは新政酒造で有名な六号酵母で作ったもの。Le Sake Naturelは小布施で作った無農薬の米から作った、日本酒のビオ的な位置付けの日本酒です。いずれも四合瓶ではなく750ml(シャンパンボトル)です。


まずはNumero Unから。

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ラベルの裏面には細かい字でびっしりと熱いメッセージが。とても普段ワインを作っているとは思えないほどの拘りよう。

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味は「2015の1号は挑戦的な酸味を付加しました」とある通り、酸味が強めでヨーグルトに似た風味も感じます。味わいはそこそこ芳醇です。


続いてNumero Six。

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こちらも裏面にコメントびっしりです。

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六号酵母らしいシュワシュワ感と軽い酸味は新政のお酒にも通じる部分があります。


最後はLe Sake Naturel。

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こちらは裏面のコメントだけではなく、酒造米を作った農家の方の熱い手紙まで添付されているかなりの力作!

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こちらは精米歩合70%でしっかりと米の味を感じられる、Numero Un、Sixに比べると直球勝負的な力強い日本酒です。でも雑味はなく非常に高いレベルの日本酒だと感じました。「くれぐれも流行の大吟醸好きの御方にはこのSakeの飲用は御法度で」なんてコメント書いてますが、何のお酒のことでしょうね〜


小布施ワインを買い付けている酒屋に2〜5月頃にしか置いていないレア物ではありますが、飲んで損はないお酒です!


一点だけ注意点を挙げるとすれば、蓋が王冠なので、一度開けると飲みきるかスパークリングワイン保存用の蓋で密封する必要あり、な点ですかね。

食べ飲みある記 ステーキハウス リベラ 目黒店

関東は既に梅雨入りです。これからだんだん暑くなり体力が消耗しがちです。そういう時は体力のつくものを食べるんです。体力のつくものといえばやはり肉。肉ですよ奥さん!!


というわけでステーキ喰いに行ってきました。

ステーキハウス リベラ 目黒店。目黒駅からバスで約10分ちょっとの目黒通り沿いにある、ちょいちょいメディアにも出ている、豪快なステーキを食する事のできるデートには明らかに不向きなお店。

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入り口には屈強な男(一部女性も含まれていますが)が煌々と照らし出されています。軟弱な奴はくるんじゃねぇぞオーラが出まくっております(実際はそんなことないです、普通に女性客もいます)。行列も出来ています。なお、店外ではマスクマンが応対してくれます。最初軽くビビりますw


メニューはこれ。清々しいほどに肉々しいです。1ポンドステーキとコーンスープを注文しました。余談ですが64代横綱は曙です。肉の量は64代にかけて640gです。自分の隣の席の人は普通に平らげていました…

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そして店内には、来店したレスラーやら格闘家やら芸能人の写真が壁はおろか天井にまで貼ってあります。

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店内にて待つ事10分強、お待ちかねの熱々の鉄板に乗ったステーキです!!

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一緒についてくるステーキソースをかけていただきます。1ポンド=450g強なので食べられるかな?と思ったんですが、赤身肉なので最後まで飽きもこず美味しく食べられました。

値段もそれなりなので頻繁には行きづらいですが、普通にオススメです。
今度はバダハリステーキ(ヒレステーキの1ポンド)食べてみたいかも…

SUUNTO TRAVERSE ナビゲーションレポート

GWに登った涸沢岳の道中で使用したSUUNTO TRAVERSEの使用レポートです。

SUUNTO TRAVERSEにはGPSが内蔵されていて、予め目的地までのルートをセットすることでナビとして使う事ができます。

目的地&ルート設定

ルートの設定は標準的な手順に従うと以下の手順で設定できます。

①Movescount.com上でルートを作成
②作成したルートをSUUNTOに転送

なんですが、①でルート設定する際に使う地図データは道路がメインでいわゆる登山道はありません。ぶっちゃけて言うと登山道のルート設定にはほぼ使えません。

解決策としては、Movescount外で作成したGPXデータをMovescountに取り込む事で対応可能です。

外部でGPXデータを作成するやり方はヤマレコもしくはヤマケイオンライン上でGPXデータを作成する事が可能です。(いずれも無料)
自分はヤマレコを使ってGPXデータを作成しました。

www.yamareco.com

www.yamakei-online.com


実際に使ってみた

開始時は、スタート地点でNavigationを開始し、設定したルートを選ぶだけ。GPSの測位もすぐに完了しました。
ログを取る間隔は予め1秒/5秒/60秒を設定可能ですが、トレッキングであれば60秒で全く問題ないです。

動作中のスクリーンショットを撮っておけば良かった…


取得したログはWebページもしくはスマホアプリのMovescount上でデータを確認できます。今回の登山の結果はこんな感じでデータ表示されます。消費カロリーも表示されるんですが、異常に少ない気が。なぜ?
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スマホアプリではGPSログを元に自動的にムービーを作成する機能もあります。結構かっこいいです、これ。登山後に見返してニヤニヤするにはもってこいの機能です。



今回だけではイマイチ使いこなせなかった機能もあったので、次回はもう少し色々いじってみようと思います。

北アルプス 涸沢岳#2 (5/4)

夜中に何度も目が覚める。ひどく鼻がつまり呼吸が苦しい。山小屋に着いてからひどいアレルギー症状が出ているっぽい。花粉なんか飛んでいるわけないのに何故なんだろう。外は激しい雨が窓を叩きつけ、風で窓がガタガタ鳴っている。明日は難しいかな…


5:00に起床。外は相変わらずの風雨で何も見えない。せめて雨だけでも止んでくれれば降りられるんですけどねぇ。
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まぁなるようにしかならないのでとりあえず朝食を。穂高岳山荘の朝食は朴葉味噌が付いている旅館のような朝ごはん。美味いっす。
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食事後ふと外を見ると、少し雨足が弱まっている気が。天気予報で雨雲をチェックするとこのエリアは既に雲が抜けているように見える。もしかして下山できる?と希望がわいてくる。下山できるよう準備だけはしておくかーなんて思っていた所、雨が止んでまさかの青空が!!
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これはいい景色が撮れるかも!!テンションが一気に上がります。もしやに備えて持ち込んでいた三脚をザックから急いで取り出し、カメラをつけて急いで山小屋の外に出たら既にガスってました…山の天気はほんと変わりやすい。なお、山小屋を後にするまでガスが晴れることはなかった模様…
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あんまり関係ないですが、山小屋の入り口を入った右側にある暖炉。
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宿泊部屋は階段を上がった2Fです。結構綺麗です。トイレも清潔感があり綺麗でした。
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Tシャツとかバッジとか手ぬぐいなどのおみやげ品も一通り揃っています。
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風はかなり強いですが雨は完全に止んだので、天候が変わらないうちに下山することに。昨晩知り合った単独行メンバーのうち2名と一緒に降りることにしました。
単独メンバー1名と、熟練者2名パーティーは奥穂を目指すとのこと。これ登るのか…自分には無理です。
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9:30に穂高岳山荘を出発。休憩含めて16:00前に上高地に着けば問題なしでしょう。
涸沢まではシリセードで一気に下ります。これがやりたくてここまで登ってきたのもあるしねー。ていうかシリセード無茶苦茶楽しい!途中急勾配な箇所もありちょっとした制動訓練も出来て一石二鳥。途中の山並みも非常に美しく感慨もひとしお。
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30分ほどで涸沢に到着。ここで休憩がてらピッケルをしまいストックに持ち替え、横尾を目指します。
昨日と違い奥穂方面に向かう人も多いです。
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北穂に向かう人も昨日はほとんどいなかったのに今日はいっぱい。
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11:30 本谷橋に到着。風は相変わらず強いですが、雪もほとんどなくさっきまでのコンディションが嘘のよう。ここでアイゼンを外し横尾に向かいます。
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12:30 横尾到着。いつも思うがここからが長い…でも今日は仲間がいるので精神的な疲労は殆ど無し。一人じゃないってこんなに違うのね。ここで昼食の予定でしたが、徳澤園まで頑張って昼飯とソフトクリームを食べることに。
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13:30 徳澤園到着。待ちに待った昼食!あっと言う間に平らげました。
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そして恒例の。
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徳澤園を出て明神に向かおうとしたら、奥穂に向かうと言っていた二人組がなぜかソフトクリームを頬張っていたw
話を聞いたら、奥穂から吊り尾根まで移動したところでピッケルが刺さらないほどガチガチで風も相当強かったので山荘まで引き返して下山してきたとのこと。

…え、我々もそんなにチンタラ歩いていた訳ではないんですが。どんな脚力しているのこの方々は。超人ですな。


ここからは明神をスルーして上高地までノンストップ。15:45には河童橋に到着しました。
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ここまで精神的に折れることなくこれたのは間違いなくパーティー組んでくれた2名のおかげです。ここにたどり着く事があるかはわかりませんが、本当にありがとうございました。

あとは松本までバスで移動、松本からは特急で新宿駅までというお決まりのパターン。いつもと違うのは新島々駅ではなく松本までバスだったこと。


標高3,000mはまだまだ冬山でしたが、景色は最高でした。また来年チャレンジしようかな。




【後日談】
家に帰って写真をPCに取り込み、Photoshop lightroomで現像すると何かがおかしい。画像のノイズが尋常じゃない。Exif情報を確認すると


ISO:25600


…どうしてこうなった?いつからだ?何で気付かなかったんだろう。こんなのとても印刷に耐えうるレベルじゃない。このブログに使っている写真も殆どISO25600。時既に遅し…


この瞬間、来年春の穂高リベンジが確定した。